20/21 Team Staff

2020~2021年シーズンのLeeds Unitedスタッフ紹介。
El Loco(変人)と称されるビエルサですが、その”Team Bielsa”も変わり者揃い。
スタッフを知ることでリーズを、ビエルサを見る目がさらに深まるはずです!

Owner

アンドレア・ラドリッツァーニ (Andrea Radirizzani)

Nationality:イタリア

2017年にリーズを買収したイタリア人投資家。
放映権ビジネスで財を成し、その財産は600億円を超えるという。
2017年着任後から自身でスタッフを呼び集め新たな風をリーズというチームに呼び込んだ。
ファンからの人気も高く本拠地エランド・ロードでは彼と写真を撮るサポーターも多い。
2020年末には財政難に喘ぐバレンシア(スペイン)の買収に関わるのでは、とも噂された。

Football Director

ヴィクトル・オルタ
(Victor Orta)

Nationality:スペイン

リーズのフットボール・ダイレクターを努める前はミドルスブラでチーフ・スカウトを勤めていた。
ミドルスブラ以前にはセビージャ(スペイン)の名ダイレクター・モンチの下でスカウンティング・メンバーとして働いていた。
モンチの下で鍛えられた選手を見極める力はリーズでもしっかりと発揮されており、限られた予算の中でバンフォード、ラフィーニャ、ジョレンテ、コッホと選手獲得力を発揮している。
ビエルサ招聘もオルタの功績と言われている。

Manager

マルセロ・ビエルサ
(Marcelo Bielsa)

Nationality:アルゼンチン

正に「鬼才」。
サッカーに賭ける情熱はこの人の上を行く者はいないと言われるほど、世界的にも尊敬を集める監督。
40年以上に渡る指導歴の中でタイトルは1990年のオールドボーイズでのアルゼンチンリーグ制覇と2004年アテネオリンピックでのアルゼンチン代表金メダルだが、独自の戦術を展開駆使し就任チームでは驚きを巻き起こしている。
マネジメントスタイルは選手から距離を置き、トレーニングの成果で選手の力量を見極めて起用する。
その中でのコンバートも厭わない。

アシスタント・コーチ

パブロ・キロガ
(Pablo Quiloga)

Nationality:アルゼンチン

ビエルサがチリ代表監督時代(2007-2011)に共通の知人を介して以来のコーチングスタッフ。
ビエルサと知り合った際には臨床医学を学んでいた。
ビデオ・リサーチを担いながらもフィジカルコーチとして選手の指導にあたる。

ビエルサ個人もキロガをパーソナルトレーナーとして頼っており、体重減や健康維持のアドバイスを請うているらしい。

アシスタント・コーチ

ディエゴ・レジェス
(Diego Reyes)

Nationality:チリ

キロガ同様にビエルサチリ代表監督時代からの”チーム・ビエルサ”中核スタッフ。
そもそもビエルサとの出会いは、2008年当時に博士号取得のために行っていた調査でビエルサにインタビューしたことからという変わり種。
当時ビエルサにインタビューしたのはフランスのユース育成にプログラムについて、だというからこれもまた興味深い。

ビエルサのためのビデオ編集も行っており。チリ代表、ビルバオ、マルセイユ、リールとビエルサが監督をするチームには必ず彼がいる。

アシスタント・コーチ

ディエゴ・フローレス
(Diego Flores)

Nationality:アルゼンチン

アイルランドで学び、マルセイユでビエルサと出会った
コーチングスタッフの中で最も若く(1981年生)英語も達者なことから、選手との直接的コミュニケーションをあまり行わないビエルサの意図を選手に伝える”兄貴分”存在。

前歴は不明だが、ビエルサのことなのでスポーツ関連の学問に精通していると思われるので継続で調査します。

ゴールキーパーコーチ

マルコス・アバド
(Marcos Abad)

Nationality:スペイン

チーム・ビエルサの中で唯一のリーズで初めてビエルサに仕えるコーチ。
プロ経験はないが、大学で運動生理学とスポーツの学士号を得た後、2009年にスペインのCDアルコヤノ(セグンダB)でGKコーチングを開始。
そこで認められ2010年から2017年までのエルチェでGKコーチを務めて以来オルタと行動を共にしている。
プロ経験はないものの、若くしてゴールマウスを守るメリエを育てるなど、その手腕は確か。

通訳

サリム・ラムラニ
(Salim Lamrani)

Nationality:フランス

ビエルサの耳であり口である通訳。
ビエルサにはリール時代から仕えている。
サッカーにも通訳にもバックグラウンドを持たず、むしろアメリカとキューバの関係を研究していたという、これまた学究肌。

通訳には本当に信頼できる人間しか置きたくない、というビエルサの信頼を勝ち得たマルチリンガルの通訳。

20/21 Top Team Players

2020〜2021年シーズンのLeeds United Top Team選手紹介です。
当サイトなりの注目ポイントも記載してみましたので、一人でも注目して頂ける選手を見つけてみてください。

Position Navigator.

GK

DF

MF

FW

Number Navigator.

GK

1

イラン・メリエ

Nationality:フランス

Date of Birth:2000/3/2

196cm / 74kg
前所属:ロリアン(FRA)

昇格がかかった19/20シーズン終盤からゴールマウスを任される若き守護神。
年齢に似合わぬポーカーフェースでビルドアップから至近距離シュートへの抜群の反応を見せる。
フランスフル代表に呼ばれるのも時間の問題。
期待のワンダーキット。

13

キコ・カシージャ

Nationality:スペイン

Date of Birth:1986/10/2

190cm / 86kg
前所属:レアル・マドリード(ESP)

19/20シーズンにレアル・マドリードから加入するとその実力を遺憾なく発揮しプレミア昇格の礎を築いた。
差別発言による出場停止でメリエに定位置を奪われて以降は本来の実力を発揮できていないが、メリエの若さを補う意味でもその経験値はまだまだチームには必要。

DF

2

ルーク・エイリング

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1991/8/25

183cm / 72kg
前所属:ブリストル

チームのムードメーカー。
DFラインであればどのポジションでもこなせるが主戦場は右サイドバック。
豊富な運動量で右サイドを駆け上がったかと思えば、守備時はしっかりスライドしてセンターバックロールもこなす。
怪我人続出時にはセンターバックもこなす。

3

バリー・ダグラス
(On Loan to Blackburn)

Nationality:スコットランド

Date Of Birth:1989/9/14

176cm / 72kg
前所属:ウォルバーハンプトン

20/21シーズンはブラックバーンへレンタル中。

正確なキック精度を持つ左サイドバック。
スコットランド〜ポーランド〜トルコと渡り歩いた苦労人は、ビエルサを納得させる成果をレンタルであげられるか注目。

5

ロビン・コッホ

Nationality:ドイツ

Date Of Birth:1996/7/17

192cm / 85kg
前所属:フライブルグ(GER)

ドイツ代表にも選出されるパワフルなセンターバック。
中盤の底もこなす足元の技術も魅力。
20/21シーズン開幕直後はプレミアリーグのFWが持つスピードについていけず失点に絡むシーンが見受けられたがその後は安定しビエルサの信頼を勝ち取っている。

6

リアム・クーパー

Nationality:スコットランド

Date Of Birth:1991/8/30

186cm / 73kg
前所属:チェスターフィールド

圧倒的なリーダーシップでチームを牽引するキャプテンで、現地ファンの人気も圧倒的。
不足するスピードを適確な読みとポジショニングでカバーし、リーズ最終ラインに安定感をもたらしている。
19/20シーズンは3歳の息子が入院したことをひた隠して昇格ライバルのブレントフォード戦(32節)に臨み、同点ゴールを決めた。
その後チームはクーパーを後押しすべく団結し5連勝を達成し昇格を手繰り寄せたことからも、チームメートがいかにクーパーのためにも、と尽力することが分かる。

10

エズジャン・アリオスキ

Nationality:北マケドニア

Date Of Birth:1992/2/12

171cm / 73kg
前所属:ルガーノ(SUI)

ビエルサ就任後に左サイドバックにコンバートされたドリブラー。
10番を背負うことからも左サイドから真ん中のポジションまで幅広くこなすユーティリティプレーヤーで、左右両足から繰り出す正確なキックで攻守両面を司る最終ラインからピッチを仕切る司令塔。
攻守に素早い切り替えと運動量を求められるビエルサのサッカーを支える存在となっている。
闘争心を全面に押し出したプレーも現地ファンからも大きな支援を受けている。

14

ディエゴ・ジョレンテ

Nationality:スペイン

Date Of Birth:1993/8/16

186cm / 75kg
前所属:レアル・ソシエダ(ESP)

空中戦の強さとスペイン出身らしい足元の上手さを兼ね備えたセンターバック。
相手チームのフィードやくさびのパスに対しての寄せの速さも魅力で、最終ラインから中盤までを幅広くカバーするプレースタイルはビエルササッカーにぴったりの人材。

加入以前からビエルササッカーとの調和が期待されているが、度重なる怪我に苦しんでおり苦難のプレミア初年度となっている。

15

スチュアート・ダラス

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1991/4/19

1863m / 81kg
前所属:ブレントフォード

ビエルササッカーを支えるキーマンの一人でもあるユーティリティー・プレーヤー。
主戦場は左サイドバックだが、19/20シーズン以降、左MF、中盤、右サイドバックに右MFと、FWとGK以外のポジションを確実にこなす。
豊富な運動量でピッチを幅広くカバーし、神出鬼没にゴール前にも顔を出して強烈なシュートを決めるのも魅力。
30歳の円熟期を迎えてもなお進化を遂げている。

21

パスカル・ストライク

Nationality:オランダ

Date Of Birth:1999/8/11

190cm / 79kg
前所属:リーズU23

リーズU23出身の期待の若手。
オランダのADOユースからアヤックスユースを経由してリーズに加入。
19/20シーズンはセンターバックの控えとしてベンチを温める日々が続いたが、シーズン最終盤に出場機会を得るとそこから一気にビエルサの信頼を勝ち取った。
主戦場はセンターバックだが、フィリップスが出場できない試合では中盤の底としてプレーし、高い戦術眼と高い足元の技術を見せる。
試合をこなすにつれて成長し、ビエルサの秘蔵っ子になりつつある。

28

ガエタノ・ベラルディ

Nationality:スイス

Date Of Birth:1988/8/21

178cm / 72kg
前所属:サンプドリア(ITA)

過去所属してきたブレシア、サンプドリア、リーズと全てのチームで1部昇格を経験している昇格請負人。
19/20シーズン終盤に負った怪我で長期離脱を余儀なくされている。
本来はサイドバックの選手として起用をされていたが、ビエルサ就任後はセンターバックとして起用され、持ち前の運動量で幅広いエリアをカバーし信用を勝ち取った。
最終ラインであればどこでもこなせる器用さは怪我から戻ればチームの大きな後押しとかることは間違いない。

MF

4

アダム・フォーショー

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1991/10/8

183m / 81kg
前所属:ミドルスブラ

中盤での対人守備に強さを見せる選手だが、19/20シーズン来臀部の怪我に悩まされている。
手術を行い回復に向かっているものの、1年以上の試合勘不足が心配される。
戦列に復帰すればフィリップスのバックアッパーという立ち位置になるが、泥臭く相手を潰しに行けるプレースタイルはチームの底上げにも大きくつながるはず。

7

イアン・ポヴェダ

Nationality:イングランド

Date Of Birth:2000/2/9

167cm / 64kg
前所属:マンチェスターC U23

早い段階から将来を嘱望されてきたバルセロナユース出身のドリブラー。
ブレントフォード、マンチェスターシティを経由して19/20シーズンに加入。
小柄ながらも高い技術とクイックネスを武器にしたドリブルで相手DFを切り裂く。
その攻撃力はビエルサも認めるところで、トップチームのベンチには常にポヴェダの名前を見ることができる。
順調にいけばリーズの攻撃陣を率いるアタッカーになれるだけの戦力。
注目するに値するNext Star候補。

17

エルデル・コスタ

Nationality:ポルトガル

Date Of Birth:1994/1/12

179m / 69kg
前所属:ウォルバーハンプトン

ポルトガルのベンフィカ出身のドリブラー。
19/20シーズンにウォルバーハンプトンからレンタルで加入し、20/21シーズンに完全移籍となった。
ウォルバーハンプトンでもリーズでも、チャンピオンシップ(2部)レベルでは抜きに出た力量を見せるが、1部に上がると得意のドリブルも球離れの悪さに見えてしまい、控えやベンチ外という環境に陥ってしまう。
特にラフィーニャが加入した20/21シーズンは、ビエルサが認める推進力と周囲との連携力を礎にチャンスをしっかりとものにして欲しいところ。

18

ラフィーニャ

Nationality:ブラジル

Date Of Birth:1996/12/14

175cm / 68kg
前所属:レンヌ(FRA)

ブラジルのギマラエンスでプロキャリアをスタートし、ポルトガルのスポルティングで経験値を詰んだ選手。
その後フランスのレンヌでブレイクし、リーズのディレクターオルタ立っての希望で加入。
加入当初は周囲との連携に戸惑うところも見られたが、試合を重ねるにつれドリブル、パス、スペースを見出しゴールを決める、とアタッカーとしての素質の高さを見せつけている。
ブラジル人らしい独特のリズムと高い技術に、ヨーロッパで磨かれたチームワークが上手く機能している選手で、今後更なるキャリアップ、ブラジル代表入りも期待できる選手。

19

パブロ・エルナンデス

Nationality:スペイン

Date Of Birth:1985/4/11

173cm / 64kg
前所属:アルアラビ(QAT)

ファンから「スペインの魔法使い」と呼ばれ高い人気を誇るMF。
スペインから中東に渡り、再び欧州にという少々風変わりなキャリアではあるが、一瞬のチャンスを見逃さずに繰り出されるそのパスは局面を一気に転換する力がある。
試合局面が不利になり攻撃の打ち手がないと、現地サポーターが「パブロをだせ!」とネット上で呟くほどに絶大な信頼を得ている上に、ビエルサもその「魔法」に期待を寄せている。
キャリア終盤ともなり、故郷に戻る移籍話などが時折聞こえるが、「魔法使い」へのファンの期待値は変わることがない。

22

ジャック・ハリソン
(Loan from Manchester C)

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1985/4/11

175m / 70kg
前所属:マンチェスター・シティ

マンチェスターシティからリーズへのレンタルが3シーズン連続という珍しいパターンの選手で、もはやリーズサポーターもユースから所属している選手と思い込んでるような選手。
リバプールやマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーで育っているが、アメリカの大学からメジャーリーグサッカーでプロ契約を始めたという点でも既成概念の枠から外れた選手。
プレー面でも豊富な運動量で攻撃も守備も全身全霊で取り組み、スペースを見出す力も秀でている。
マンチェスターシティとの契約が2021年5月末だが、このままリーズ加入とはいかないかもしれないほど市場の評価も鰻登りだ。

23

カルヴァン・フィリップス

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1995/12/2

175m / 70kg
前所属:マンチェスター・シティ

数々の選手を輩出してきたリーズユースが輩出した近年最高傑作。
正確無比なボールコントロールはデビュー時から注目されていたが、ビエルサに見出されてアンカーポジションにコンバートされるとその才能を一気に開花させ、瞬く間にイングランド代表まで上り詰めた。
元来はBox To Boxのプレーを得意としていたが、現在は守備時には最終ラインにも入り、ボールを奪うと攻撃への起点として長短パスを繰り出して攻撃のテンポを生み出す。
これまでも移籍の噂は何度もあったが、おばあちゃんの「あたしゃリーズ以外であんたの試合には行きたくないよ。」で残留。

43

マテウシュ・クリヒ

Nationality:ポーランド

Date Of Birth:1990/6/13

183cm / 84kg
前所属:ユトレヒト(NED)

ビエルサのサッカーを体現する注目選手の一人。
17/18シーズンにユトレヒトから加入するも同シーズンにレンタル放出。
ビエルサの就任と共に中盤でのハードワークが評価され中心選手として抜擢。
ハードなプレッシングとボール奪取能力、更には見出したスペースに躊躇なく入りゴールを決める能力は、最前線からの攻守切り替えを目指すリーズのサッカーを支えている。
ドイツを中心に渡り鳥的なキャリアを重ねてきた苦労人がようやく見つけた安住の地。
ビエルサへの忠誠心はチームで最も高い。

46

ジェイミー・シャクルトン

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1999/10/8

168cm / 65kg
前所属:リーズU23

19/20シーズンにチャンピオンシップ第45節でトップチーム初先発を飾ると初ゴールで期待に応え、その翌節でもゴールを奪いビエルサの信頼を勝ち取った。
小兵だが抜群のスピードと加速力に豊富なスタミナ、抜きに出たパスセンスはプレミアの舞台でも途中交代で発揮されている。
右サイドバックもなんなくこなすだけに、途中出場も含めて出場機会は多く期待できる。
守備時の強度に課題が残るが、そこは本人も承知の上日々のトレーニングで強度を上げている。
まずはスターターとしてピッチに立つことが目的だろう。

FW

9

パトリック・バンフォード

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1993/9/5

185m / 71kg
前所属:ミドルスブラ

18/19シーズンの加入からビエルサのサッカーを体現しながら得点を重ねる。
守備面では1stディフェンダーとして相手GKからセンターバックにプレスをかける役割を実直にこなし、攻撃面では自らが得点を取るのはもちろん、最善の手段を選びながら周囲を活かす落ち着きを持つ。
チェルシーユースからキャリアをスタートするも、トップチームでの出場機会を得られずにローンでチームを転々とするキャリアを重ねたが、ミドルスブラで結果を出し、当時ミドルスブラのディレクターをしていたオルタがリーズへと引き入れた。
長い時間がかかったが、プレミアでも遜色ない実力を持っていることを存分に見せつけており、イングランド代表入りも遠くない。

11

タイラー・ロバーツ

Nationality:ウェールズ

Date Of Birth:1999/1/12

180cm / 75kg
前所属:ウェストブロムウィッチ

19歳でウェールズ代表デビューを飾った俊英。
ウェストブロムウィッチのユースからレンタルで経験を積み17/18シーズンからリーズ入り。
チャンピオンシップではチャンスを与えられ途中出場ながらもゴールやアシストと結果を出してきたが、プレミア昇格後は主戦場がU23となってしまっている。
本人も出場機会を求めての移籍を望む発言が報じられているが、チームとしては貴重なトップ下を任せられる選手。
ボールキープ時の懐の深さとキープ力は他の選手にない特徴でもあり、攻撃時の転換点ともなりうる選手だけに、与えられたチャンスを冷静に受け止められればリーズの主軸を担える選手になるだろう。

20

ロドリゴ

Nationality:スペイン

Date Of Birth:1991/3/6

182cm / 77kg
前所属:バレンシア(ESP)

流浪のストライカーなどと言われるが、レアル・マドリード・メスタージャからベンフィカに移籍し、ローンで経験を積んでバレンシアで花咲いたストライカー。
エゴイスティックにゴールを狙うよりも、スペースを見つけてそこに走り込んだりドリブルで局面打開を図るタイプの近代的なストライカーの一人。
FWの登録のため得点が少ないことを揶揄されるケースが多いが、実態は相手DFを引き連れてスペースメイキングしたり、バンフォードと共に1st DFの役目をサボらずに行ったりと、ビエルサが好む知性を持ち合わせたプレーが特徴的な選手だ。
彼が見せるオフ・ザ・ボールの動きは地味ながらも効果的で、試合中にその動向を追ってみると新しい発見があるだろう。

20/21 U23 Team Players

2020〜2021年シーズンのLeeds United U23選手の紹介です。
年代別代表や今後のLeedsを担うであろう選手もいます。
試合はYoutubeで無料で見れますので、是非未来のスターを探してみてください。

Position Navigator.

GK

DF

MF

FW

Number Navigator

GK

25

エリア・カプリーレ

Nationality:イタリア

Date of Birth:2001/8/25

191cm
前所属:キエーボ(ITA)

19/20シーズンにキエーボから加入。
若手育成に定評のあるキエーボから加入後実質第3GKとしての立ち位置となっているが、正GKが年齢で1つしか変わらないメリエのためチャンスと待つ気持ちも強い。
至近距離かたのシュートに強く、カップ戦など少ないチャンスを活かして、まずは2nd GKのポジションを獲得したい。

40

ダニー・ヴァンデン・ヒューベル

Nationality:オランダ

Date of Birth:2003/5/28

184cm
前所属:アヤックスU17(NED)

U18とU23を行き来しながら経験を積んでいる。
GKにしては小柄な選手だが、シュートへの反応スピードとアジリティを基本とした思い切りの良い飛び出しも魅力。
年代別代表で国際試合経験を積みながら、一気に花を開かせたい。

DF

24

リーフ・デイビス

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1999/12/31

177cm
前所属:モアカム

20/21シーズン第4節のマンチェスターシティ戦でプレミアリーグデビューを飾った若き左サイドバック。
ビエルサが求めるハードワークを体現し、左サイドの上下動と共に守備時はスライドしてセンターバックポジションでもバトルができる。
今後はいかにして実戦経験を積んでいくかが課題。来シーズンはレンタルで他チーム加入もあるかもしれない。

35

チャーリー・クレスウェル

Nationality:イングランド

Date Of Birth:2002/8/17

183cm
前所属:リーズU18

父は2005〜2007にストライカーとしてリーズで活躍したリチャード・クレスウェル。
父とは違いセンターバックとしてユースキャリアを重ね、U19のイングランド代表にも選出され、今後の活躍が期待される選手。
スピードを活かした守備を研ぎ澄まし、トップチームへの道を切り拓きたい。

37

コーディー・ドラメ

Nationality:イングランド

Date Of Birth:2001/12/8

175cm
前所属:フラムU23

U18/U20イングランド代表にも招集されたスピードとテクニックを持ち合わせた右サイドバック。
自身の特徴を活かした右サイドからの推進力はマンチェスターシティも注目したと言われている。
対人対応力とスペースマネージメントに課題は残るが、それらを乗り越えればトップチーム入りも早いかもしれない。

49

オリバー・ケイシー

Nationality:イングランド

Date Of Birth:2000/12/19

188cm
前所属:リーズU18

U23ではクレスウェルとコンビを組むセンターバック。
恵まれた体格を活かした対人プレイと空中戦はU23では別格レベル。
トップチームでは課題のスピード不足が露呈してしまうが、中盤もこなせる足元の技術も持ち合わせており、今後の活躍に期待。
デイビス同様武者修行での成長機会を求めたい。

MF

38

クリセンシオ・サマーヴィル

Nationality:オランダ

Date Of Birth:2001/10/30

174cm
前所属:フェイエノールトU19

20/21にフェイエノールトから加入。
オランダの各年代別代表にもコンスタントに招集されており、期待の高さが感じられる。
右サイドのウィングがメインポジションになるが、左サイドも同様にこなすアタッカー。
19/20シーズンはADOデンハーグにレンタル移籍し22試合出場2得点2アシストと才能を垣間見せた。
ベンチ外の日々が多いが、18番はチームの期待の表れ。得意のドリブルでサイドを切り裂く姿をコンスタントに見れるようになるように期待。

39

スチュアート・マッキンストリー

Nationality:スコットランド

Date Of Birth:2002/9/18

179cm
前所属:リーズ U18

19/20シーズンにスコットランドのマザーウェルから15万ポンドの移籍金で加入したウィンガー。
右が主戦場だが左でもプレー可能。
マザーウェルではトップチーム出場はないものの、16歳でベンチ入りするなど当時から将来を嘱望された選手。
ドリブルで相手を抜き去るよりも、持ち前の加速力でサイドを駆け上がりクロスを供給するクロッサータイプ。
トップチーム出場すれば移籍金が35万ポンドに跳ね上がるという契約でもあるため、前所属からの期待は引き続き高い。

47

ジャック・ジェンキンズ

Nationality:イングランド

Date Of Birth:2002/3/23

190m
前所属:リーズU18

トップチーム登録もされている期待の大型MF。
中盤または中盤の底でゲームを動かす役割、すなはちフィリップスの後継者として成長することが期待されている。
大型ながらも足元の技術に長けており、U23の試合でもゲームを作る役割を担っている。
大柄の分スピードが不足して守備面での切り替えに遅れるシーンが時折見られるが、そこはまだ18歳。これからの成長が期待される。
記者会見でビエルサが言及することもあり期待値は高い。

50

コール・ギボン

Nationality:イングランド

Date Of Birth:2001/10/5

173cm
前所属:リーズU18

中盤からトップ下まで攻撃的な中盤を担う選手。
スピードとパスセンスを持ち合わせ、カップ戦でトップチーム出場を果たしており、チームからの期待も高い。
U23での出場がなく実際のプレー機会に触れるケースがまだまだ少ないが、まだまだU18から昇格したばかり。
フィットネスレベルを向上しU23の試合への恒常的な出場が当座の目的だ。

ノハン・ケネー

Nationality:イングランド

Date Of Birth:2003/1/10

190cm 
前所属:リーズU18

U18から昇格したディフェンシブMF。
U23では190cmの長身もありCBで起用されるている。
豊富なスタミナを武器に広くピッチを駆け回り危険なポイントを潰しに行くスタイルは、中盤の底でも最終ラインでも大きく役立つ能力。
まだ18歳のためU18とU23を行き来しながら守備面の強化とスピード面の向上を行って、21/22シーズンでのトップチーム登録を目指したい。

ボビー・カムワ

Nationality:カメルーン

Date Of Birth:2000/3/18

183m
前所属:リーズU18

右ウィングとセンターフォワードと攻撃面を担う選手。
スピードとドリブルが特徴だが、U23でもベンチから外れることが多くチーム内での序列も微妙な状況になっている。
2020年に2年契約にサインをしているため、レンタルで出場機会を得られるように動くことも考えられる。

リアム・マッカロン

Nationality:スコットランド

Date Of Birth:2001/3/7

175cm
前所属:カーライルユナイテッド

ドリブルを得意とする左右のウィングをこなすアタッカー。
スピードあるドリブルはU23世代でも十分見せ場を作れる力を持っている。
まだまだU23では限られた出場機会ではあるが、その中でも複数得点をあげるなど徐々に序列を上げている。
サイドバックへのチャレンジも見られ、今後の成長が期待される。
まずは定常的な試合出場を目指したい。

FW

30

ジョー・ゲルハルト

Nationality:イングランド

Date Of Birth:2002/1/26

179cm
前所属:ウィガン

20/21シーズンにウィガンから加入。トップチーム登録をされているが主戦場はU23。
センターフォワードからトップ下、右ウィングまで広い範囲でプレーが可能。
試合中も右サイドから中盤まで休みなき動き攻撃の起点となりながらゴール前のスペースに飛び込むプレーが多く見られる。
特にグリーンウッドと相互にポジションを交換しながらゴールに迫る形はU23の攻撃パターンのひとつになっている。
ウィガンでチャンピオンシップの舞台は経験済みで、次なる狙いはプレミアの舞台に立つこと。
期待のアタッカー。

42

サム・グリーンウッド

Nationality:イングランド

Date Of Birth:2002/1/26

180cm
前所属:アーセナル U18

アーセナルから加入のストライカー。
18/19シーズンに50万ポンドでサンダーランドからアーセナルに加入、その2年後の20/21シーズンに150万ポンドでリーズに加入した。
U17イングランド代表では15試合12ゴールと、イングランドのユース年代でも高く期待されている。
右サイドのウィングとしてもプレーすることができるため、カットインしてからのシュート、スペースに入ってワンタッチのシュートなど多様なシュートでゴールを狙うことができる。
しばらくはU23を主戦場としての活動になるが、継続してゴールを重ねていければトップチームでの出場もそう遠くはないだろう。

58

マックス・マクミラン

Nationality:南アフリカ

Date Of Birth:2002/10/3

182cm
前所属:リーズU18

父のアンディ・マクミランはヨークシティ(5部)でレジェンドと評される選手。アンディが南アフリカ出身のため南アフリカとイングランドの国籍を持つ。
U18が主戦場ではあるが、今シーズンからU23にの試合にも出場している。
チームからの評価も高く、そのことはU18に属しながらも背番号を与えられていることからも推し量ることができる。
U23でのプレー自体はスペースメイキングで周りを活かすための動きが多いが、今後はより自身がスペースに入り込んでゴールを決める動きが求められる。
今後の伸びに期待。

ニクラス・ホーグランド

Nationality:ノルウェー

Date Of Birth:2002/2/23

182cm
前所属:リーズU18

U23登録ではあるが、主戦場はU18のためプレーぶりをまだ確認できていないためコメントはなし。
ただ、センターフォワードとして登録されているが、ポジション的には左ウィングでスピードとドリブルを得意とする選手とのこと。
昨今能力の高い若手選手を量産するノルウェー出身ということもあり、今後の成長に期待。