20/21 Top Team Players

2020〜2021年シーズンのLeeds United Top Team選手紹介です。
当サイトなりの注目ポイントも記載してみましたので、一人でも注目して頂ける選手を見つけてみてください。

Position Navigator.

GK

DF

MF

FW

Number Navigator.

GK

1

イラン・メリエ

Nationality:フランス

Date of Birth:2000/3/2

196cm / 74kg
前所属:ロリアン(FRA)

昇格がかかった19/20シーズン終盤からゴールマウスを任される若き守護神。
年齢に似合わぬポーカーフェースでビルドアップから至近距離シュートへの抜群の反応を見せる。
フランスフル代表に呼ばれるのも時間の問題。
期待のワンダーキット。

13

キコ・カシージャ

Nationality:スペイン

Date of Birth:1986/10/2

190cm / 86kg
前所属:レアル・マドリード(ESP)

19/20シーズンにレアル・マドリードから加入するとその実力を遺憾なく発揮しプレミア昇格の礎を築いた。
差別発言による出場停止でメリエに定位置を奪われて以降は本来の実力を発揮できていないが、メリエの若さを補う意味でもその経験値はまだまだチームには必要。

DF

2

ルーク・エイリング

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1991/8/25

183cm / 72kg
前所属:ブリストル

チームのムードメーカー。
DFラインであればどのポジションでもこなせるが主戦場は右サイドバック。
豊富な運動量で右サイドを駆け上がったかと思えば、守備時はしっかりスライドしてセンターバックロールもこなす。
怪我人続出時にはセンターバックもこなす。

3

バリー・ダグラス
(On Loan to Blackburn)

Nationality:スコットランド

Date Of Birth:1989/9/14

176cm / 72kg
前所属:ウォルバーハンプトン

20/21シーズンはブラックバーンへレンタル中。

正確なキック精度を持つ左サイドバック。
スコットランド〜ポーランド〜トルコと渡り歩いた苦労人は、ビエルサを納得させる成果をレンタルであげられるか注目。

5

ロビン・コッホ

Nationality:ドイツ

Date Of Birth:1996/7/17

192cm / 85kg
前所属:フライブルグ(GER)

ドイツ代表にも選出されるパワフルなセンターバック。
中盤の底もこなす足元の技術も魅力。
20/21シーズン開幕直後はプレミアリーグのFWが持つスピードについていけず失点に絡むシーンが見受けられたがその後は安定しビエルサの信頼を勝ち取っている。

6

リアム・クーパー

Nationality:スコットランド

Date Of Birth:1991/8/30

186cm / 73kg
前所属:チェスターフィールド

圧倒的なリーダーシップでチームを牽引するキャプテンで、現地ファンの人気も圧倒的。
不足するスピードを適確な読みとポジショニングでカバーし、リーズ最終ラインに安定感をもたらしている。
19/20シーズンは3歳の息子が入院したことをひた隠して昇格ライバルのブレントフォード戦(32節)に臨み、同点ゴールを決めた。
その後チームはクーパーを後押しすべく団結し5連勝を達成し昇格を手繰り寄せたことからも、チームメートがいかにクーパーのためにも、と尽力することが分かる。

10

エズジャン・アリオスキ

Nationality:北マケドニア

Date Of Birth:1992/2/12

171cm / 73kg
前所属:ルガーノ(SUI)

ビエルサ就任後に左サイドバックにコンバートされたドリブラー。
10番を背負うことからも左サイドから真ん中のポジションまで幅広くこなすユーティリティプレーヤーで、左右両足から繰り出す正確なキックで攻守両面を司る最終ラインからピッチを仕切る司令塔。
攻守に素早い切り替えと運動量を求められるビエルサのサッカーを支える存在となっている。
闘争心を全面に押し出したプレーも現地ファンからも大きな支援を受けている。

14

ディエゴ・ジョレンテ

Nationality:スペイン

Date Of Birth:1993/8/16

186cm / 75kg
前所属:レアル・ソシエダ(ESP)

空中戦の強さとスペイン出身らしい足元の上手さを兼ね備えたセンターバック。
相手チームのフィードやくさびのパスに対しての寄せの速さも魅力で、最終ラインから中盤までを幅広くカバーするプレースタイルはビエルササッカーにぴったりの人材。

加入以前からビエルササッカーとの調和が期待されているが、度重なる怪我に苦しんでおり苦難のプレミア初年度となっている。

15

スチュアート・ダラス

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1991/4/19

1863m / 81kg
前所属:ブレントフォード

ビエルササッカーを支えるキーマンの一人でもあるユーティリティー・プレーヤー。
主戦場は左サイドバックだが、19/20シーズン以降、左MF、中盤、右サイドバックに右MFと、FWとGK以外のポジションを確実にこなす。
豊富な運動量でピッチを幅広くカバーし、神出鬼没にゴール前にも顔を出して強烈なシュートを決めるのも魅力。
30歳の円熟期を迎えてもなお進化を遂げている。

21

パスカル・ストライク

Nationality:オランダ

Date Of Birth:1999/8/11

190cm / 79kg
前所属:リーズU23

リーズU23出身の期待の若手。
オランダのADOユースからアヤックスユースを経由してリーズに加入。
19/20シーズンはセンターバックの控えとしてベンチを温める日々が続いたが、シーズン最終盤に出場機会を得るとそこから一気にビエルサの信頼を勝ち取った。
主戦場はセンターバックだが、フィリップスが出場できない試合では中盤の底としてプレーし、高い戦術眼と高い足元の技術を見せる。
試合をこなすにつれて成長し、ビエルサの秘蔵っ子になりつつある。

28

ガエタノ・ベラルディ

Nationality:スイス

Date Of Birth:1988/8/21

178cm / 72kg
前所属:サンプドリア(ITA)

過去所属してきたブレシア、サンプドリア、リーズと全てのチームで1部昇格を経験している昇格請負人。
19/20シーズン終盤に負った怪我で長期離脱を余儀なくされている。
本来はサイドバックの選手として起用をされていたが、ビエルサ就任後はセンターバックとして起用され、持ち前の運動量で幅広いエリアをカバーし信用を勝ち取った。
最終ラインであればどこでもこなせる器用さは怪我から戻ればチームの大きな後押しとかることは間違いない。

MF

4

アダム・フォーショー

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1991/10/8

183m / 81kg
前所属:ミドルスブラ

中盤での対人守備に強さを見せる選手だが、19/20シーズン来臀部の怪我に悩まされている。
手術を行い回復に向かっているものの、1年以上の試合勘不足が心配される。
戦列に復帰すればフィリップスのバックアッパーという立ち位置になるが、泥臭く相手を潰しに行けるプレースタイルはチームの底上げにも大きくつながるはず。

7

イアン・ポヴェダ

Nationality:イングランド

Date Of Birth:2000/2/9

167cm / 64kg
前所属:マンチェスターC U23

早い段階から将来を嘱望されてきたバルセロナユース出身のドリブラー。
ブレントフォード、マンチェスターシティを経由して19/20シーズンに加入。
小柄ながらも高い技術とクイックネスを武器にしたドリブルで相手DFを切り裂く。
その攻撃力はビエルサも認めるところで、トップチームのベンチには常にポヴェダの名前を見ることができる。
順調にいけばリーズの攻撃陣を率いるアタッカーになれるだけの戦力。
注目するに値するNext Star候補。

17

エルデル・コスタ

Nationality:ポルトガル

Date Of Birth:1994/1/12

179m / 69kg
前所属:ウォルバーハンプトン

ポルトガルのベンフィカ出身のドリブラー。
19/20シーズンにウォルバーハンプトンからレンタルで加入し、20/21シーズンに完全移籍となった。
ウォルバーハンプトンでもリーズでも、チャンピオンシップ(2部)レベルでは抜きに出た力量を見せるが、1部に上がると得意のドリブルも球離れの悪さに見えてしまい、控えやベンチ外という環境に陥ってしまう。
特にラフィーニャが加入した20/21シーズンは、ビエルサが認める推進力と周囲との連携力を礎にチャンスをしっかりとものにして欲しいところ。

18

ラフィーニャ

Nationality:ブラジル

Date Of Birth:1996/12/14

175cm / 68kg
前所属:レンヌ(FRA)

ブラジルのギマラエンスでプロキャリアをスタートし、ポルトガルのスポルティングで経験値を詰んだ選手。
その後フランスのレンヌでブレイクし、リーズのディレクターオルタ立っての希望で加入。
加入当初は周囲との連携に戸惑うところも見られたが、試合を重ねるにつれドリブル、パス、スペースを見出しゴールを決める、とアタッカーとしての素質の高さを見せつけている。
ブラジル人らしい独特のリズムと高い技術に、ヨーロッパで磨かれたチームワークが上手く機能している選手で、今後更なるキャリアップ、ブラジル代表入りも期待できる選手。

19

パブロ・エルナンデス

Nationality:スペイン

Date Of Birth:1985/4/11

173cm / 64kg
前所属:アルアラビ(QAT)

ファンから「スペインの魔法使い」と呼ばれ高い人気を誇るMF。
スペインから中東に渡り、再び欧州にという少々風変わりなキャリアではあるが、一瞬のチャンスを見逃さずに繰り出されるそのパスは局面を一気に転換する力がある。
試合局面が不利になり攻撃の打ち手がないと、現地サポーターが「パブロをだせ!」とネット上で呟くほどに絶大な信頼を得ている上に、ビエルサもその「魔法」に期待を寄せている。
キャリア終盤ともなり、故郷に戻る移籍話などが時折聞こえるが、「魔法使い」へのファンの期待値は変わることがない。

22

ジャック・ハリソン
(Loan from Manchester C)

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1985/4/11

175m / 70kg
前所属:マンチェスター・シティ

マンチェスターシティからリーズへのレンタルが3シーズン連続という珍しいパターンの選手で、もはやリーズサポーターもユースから所属している選手と思い込んでるような選手。
リバプールやマンチェスター・ユナイテッドのアカデミーで育っているが、アメリカの大学からメジャーリーグサッカーでプロ契約を始めたという点でも既成概念の枠から外れた選手。
プレー面でも豊富な運動量で攻撃も守備も全身全霊で取り組み、スペースを見出す力も秀でている。
マンチェスターシティとの契約が2021年5月末だが、このままリーズ加入とはいかないかもしれないほど市場の評価も鰻登りだ。

23

カルヴァン・フィリップス

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1995/12/2

175m / 70kg
前所属:マンチェスター・シティ

数々の選手を輩出してきたリーズユースが輩出した近年最高傑作。
正確無比なボールコントロールはデビュー時から注目されていたが、ビエルサに見出されてアンカーポジションにコンバートされるとその才能を一気に開花させ、瞬く間にイングランド代表まで上り詰めた。
元来はBox To Boxのプレーを得意としていたが、現在は守備時には最終ラインにも入り、ボールを奪うと攻撃への起点として長短パスを繰り出して攻撃のテンポを生み出す。
これまでも移籍の噂は何度もあったが、おばあちゃんの「あたしゃリーズ以外であんたの試合には行きたくないよ。」で残留。

43

マテウシュ・クリヒ

Nationality:ポーランド

Date Of Birth:1990/6/13

183cm / 84kg
前所属:ユトレヒト(NED)

ビエルサのサッカーを体現する注目選手の一人。
17/18シーズンにユトレヒトから加入するも同シーズンにレンタル放出。
ビエルサの就任と共に中盤でのハードワークが評価され中心選手として抜擢。
ハードなプレッシングとボール奪取能力、更には見出したスペースに躊躇なく入りゴールを決める能力は、最前線からの攻守切り替えを目指すリーズのサッカーを支えている。
ドイツを中心に渡り鳥的なキャリアを重ねてきた苦労人がようやく見つけた安住の地。
ビエルサへの忠誠心はチームで最も高い。

46

ジェイミー・シャクルトン

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1999/10/8

168cm / 65kg
前所属:リーズU23

19/20シーズンにチャンピオンシップ第45節でトップチーム初先発を飾ると初ゴールで期待に応え、その翌節でもゴールを奪いビエルサの信頼を勝ち取った。
小兵だが抜群のスピードと加速力に豊富なスタミナ、抜きに出たパスセンスはプレミアの舞台でも途中交代で発揮されている。
右サイドバックもなんなくこなすだけに、途中出場も含めて出場機会は多く期待できる。
守備時の強度に課題が残るが、そこは本人も承知の上日々のトレーニングで強度を上げている。
まずはスターターとしてピッチに立つことが目的だろう。

FW

9

パトリック・バンフォード

Nationality:イングランド

Date Of Birth:1993/9/5

185m / 71kg
前所属:ミドルスブラ

18/19シーズンの加入からビエルサのサッカーを体現しながら得点を重ねる。
守備面では1stディフェンダーとして相手GKからセンターバックにプレスをかける役割を実直にこなし、攻撃面では自らが得点を取るのはもちろん、最善の手段を選びながら周囲を活かす落ち着きを持つ。
チェルシーユースからキャリアをスタートするも、トップチームでの出場機会を得られずにローンでチームを転々とするキャリアを重ねたが、ミドルスブラで結果を出し、当時ミドルスブラのディレクターをしていたオルタがリーズへと引き入れた。
長い時間がかかったが、プレミアでも遜色ない実力を持っていることを存分に見せつけており、イングランド代表入りも遠くない。

11

タイラー・ロバーツ

Nationality:ウェールズ

Date Of Birth:1999/1/12

180cm / 75kg
前所属:ウェストブロムウィッチ

19歳でウェールズ代表デビューを飾った俊英。
ウェストブロムウィッチのユースからレンタルで経験を積み17/18シーズンからリーズ入り。
チャンピオンシップではチャンスを与えられ途中出場ながらもゴールやアシストと結果を出してきたが、プレミア昇格後は主戦場がU23となってしまっている。
本人も出場機会を求めての移籍を望む発言が報じられているが、チームとしては貴重なトップ下を任せられる選手。
ボールキープ時の懐の深さとキープ力は他の選手にない特徴でもあり、攻撃時の転換点ともなりうる選手だけに、与えられたチャンスを冷静に受け止められればリーズの主軸を担える選手になるだろう。

20

ロドリゴ

Nationality:スペイン

Date Of Birth:1991/3/6

182cm / 77kg
前所属:バレンシア(ESP)

流浪のストライカーなどと言われるが、レアル・マドリード・メスタージャからベンフィカに移籍し、ローンで経験を積んでバレンシアで花咲いたストライカー。
エゴイスティックにゴールを狙うよりも、スペースを見つけてそこに走り込んだりドリブルで局面打開を図るタイプの近代的なストライカーの一人。
FWの登録のため得点が少ないことを揶揄されるケースが多いが、実態は相手DFを引き連れてスペースメイキングしたり、バンフォードと共に1st DFの役目をサボらずに行ったりと、ビエルサが好む知性を持ち合わせたプレーが特徴的な選手だ。
彼が見せるオフ・ザ・ボールの動きは地味ながらも効果的で、試合中にその動向を追ってみると新しい発見があるだろう。