先制されて厳しい試合となったウェストハム戦。後半に渡って総攻撃を仕掛けたが、前半に悪い時間帯を続けてしまったことを振り返ったビエルサの試合後記者会見。
いつも通りチームの悪い部分を示すのではなく、試合全体をどう捉えるのかという授業のような記者会見。
悪かった30分の間にウェストハム攻撃陣に自由を与えてしまったことが敗因とコメントしました。
(Leeds Liveのプレスカンファレンス記事を拙訳)
ウェストハムが良いサッカーをしたというわけではなく、リーズが勝利をプレゼントしてしまったということについてどのように思われますか?
前半最初の15分間は我々が試合をしてきた中で最も良いプレーをしたと思う。よく守りよく攻めた。
前半の最後の30分、上手く守る事ができず、守備をしていない時には上手く攻めることができなかった。
後半は全体に渡ってよく攻め、よく守った。
前半と後半に渡って60分間は良いサッカーをしたと思う。彼ら(ウェストハム)が攻めてきた30分の間、彼らは危険なシーンを作り上げなんとか2得点した。
あなたが前後半を比較するのであれば、彼らの30分間に比べて我々は60分間を支配した。我々は上手く守るべきチームだ。なぜならば我々はバランス、平衡感覚を失ったのだから。
つまりは、監督にとっては何かを得られる価値のある試合だったという事でしょうか?
今、私が説明した中に答えがある。後半我々は試合を支配していたし、前半開始時点で得点をするべきだった。 30分後、ウェストハムを無力化することは難しかったが、全般的に試合を見ればなんらかのものを得られるべき試合だったと思う。
今日の試合にパブロ・エルナンデス、パスカル・ストライク、キコ・カシージャを怪我で加える事ができなかったことについて説明いただけますか?
エルナンデスは筋肉にちょっとした問題があった。ストライクはさしたる問題ではない怪我だが、この試合には出られなかった。カシージャについては、私がカプリーレをベンチに決めたからであって、怪我ではない。
最初の15分後にチームが守備を怠ったことについて説明してください。何をしなかったのでしょうか?
(ウェストハムの)フォワードを捉まえる事ができなかった。彼らの元にきっちりと詰める事ができなかった。 彼らのアタッカーはスペースではなく足元でボールを受ける。我々は彼らを捉まえようとはしていた。 試合の中で1時間はきちんと捉まえられていたが、最初の30分は詰めきれなかった。ターンさせないように出来なかったんだ。 彼らを一旦(ゴール方向に)振り向かせてしまうと、コンビネーションを使って攻められてしまい、それを防ぐ事ができなかった。 試合を振り返ってみると、ウェストハムの攻撃陣は一旦試合の調子に乗らせてしまうと、非常に強度が高く攻撃的で我々のバランスを崩すチームだった。 ただ、その30分間のような難しい時間を過ごさなかった60分間があっただけに、あなたに説得力のある答えをする事ができない。 なぜならば、我々がファイナルサードでボールを失えばその分守備は楽になる。 我々が相手のファイナルサードに入る前にボールを失えば、我々のバランスは崩れてしまう。 私が説明したことは、60分間のうちでは解決されていただろう。
スターティングメンバーに代えて投入した選手に何を期待していましたか?
ダラスをクリヒに代えて中盤に、アリオスキをダラスに代えて左サイドバックに入れた。ハリソンはエウデル(コスタ)、ロドリゴはタイラー・ロバーツと代えた。 彼らは同様の個性を持った選手だ。それぞれの個性を持った。アリオスキが左サイドにいることで外で起点を作る事ができるようになり、ペナルティエリアにクロスを入れられるようになった。タイラーは悪くなかった。彼のいい時のようにプレーできていたと思う。 タイラーとは違った何かをロドリゴからは30分で引き出せると思う。
ダラスを中盤に入れたのは、彼には試合に必要だった強度があるからで、それがこの試合に必要だった。ソーチェクとライスに対して試合全体を通してチャレンジし、挑み続けることは難しい。
相手に対してチームとしての質を保つためには、ロドリゴ、タイラー、ダラス、クリヒの間で時間を配分する事が必要だったと考えている。
非常に厳しいサウサンプトン戦からの連勝を狙ったアストンヴィラ戦。終始試合の主導権を握りながらも決定機を作れず0-1で敗戦した試合について「パス、クロス、ボックス内全てにおいてパスの正確性に欠けていた」と評した。
また、「本来は引き分けが妥当な結果だったが、誰が勝者になるべきかと言われればリーズだ」ともコメントしており、この試合の結果に関して珍しく悔しさを直接的に表現した。
(Leeds Liveのプレスカンファレンス記事を拙訳)
今夜はあなたのチームからは印象的なパフォーマンスがありませんでした。なぜ今日はトップギアにあげられなかったのでしょうか?
試合の中では、我々は相手チームよりも良いプレーをしたと思っている。我々は大半の時間を支配し、支配される時間も極めて少なかった。前半は相手が得点をしたが、我々は相手よりも多くのチャンスを作った。
あのゴールは意図したものではなかった。シュートを打った選手がスリップしてボールを要求していない選手へのパスになった。
一般的には前半は我々は与えられたチャンスを活かすべきだった、しかし我々は後半のように前半はうまく守ることができなかった。
後半は我々は非常によく守備ができた。後半の大半でボールを握っていたが、(相手にとって)危険なシーンを作れなかった。
常に相手のペナルティボックスで攻撃を終えていた。カウンターアタックは仕掛けていない。我々は相手のファイナルサードでボールを失ってしまっていた。全てのワイドからの中央へクロス、パスが不正確だった。多くの機会があったセットプレーでは相手のバランスを崩すことができなかった。
まとめるならば、我々が負けるに値しない試合だっただろう。引き分けというのが妥当な結果だと思っている。そして勝者を決めるならばそれは我々だったと思う。
あなたの意見には同意で、支配率が高いことで前半に6度のゴールチャンスがあり、それはチャンスの数としては良い数だった。後半には完全に支配をしたが、1度しかゴールチャンスを作れなかった。
エウデル・コスタが久々の先発でしたが、彼についてどう思いますか?彼のパフォーマンスには喜んでいますか?
攻撃において相手のバランスを崩すことは非常に難しかった。彼は前半の攻撃には完璧に絡んでいた。後半の最初の15分に我々は相手を危機に陥れるのが難しかったので、ハリソンを入れることにした。
後半に相手が強固な守備をしたことをどのように捉えていますか?
二つの考え方で答えたい。私がアストンヴィラの守備を評価しなければならないのであれば、彼らはよくやったということだ。しかし私は我々の攻撃の仕方を検証したい。我々、たくさん、たくさん、たくさん攻撃を仕掛け、それはポジティブなことだだが、ただ我々はファイナルサードでボールを失った。
ファイナルサードでボールを捨てるということは、ファイナルサードでの正確なパスが必要だということだ。ペナルティのサイドからであろうが、外側であろうが、中であろうが関係ない。それは相手チームが我々の最終パスをよく守ったとも言い換えられるだろう。もしくは最後のパスにおいて創造性と正確性が欠けていたとも言えるだろう。
私たちはハーフタイムであなたが変更を加えると考えていましたが、そのつもりはありましたか?
ない。
ハリソンを先発から外した理由はなんですか?なぜこの試合で彼をスターティングメンバーから外そうと思われたのでしょうか?
いや、サウサンプトン戦の後半でのエウデル(コスタ)が彼をスタートから使うことが良いと私に思わせただけだ。
(アストンヴィラGK)エミ・マルティネスと試合前会話されていましたが、どんな言葉をかけたのでしょうか?
ただ挨拶をしただけた。同郷だから。
次節のウェストハム戦まで9日あります。怪我をしている選手が戻ってくるということはありますか?
この先9日間について話すということは少々リスクがあるだろう。
チームにとってプレミアリーグで一貫性を保っていくというのはどれほど大事なことでしょうか?
私は我々の全ての試合を分析している。今日は連勝するためには素晴らしく良い機会だった。我々は負けるに値しない試合をしたのだから。 大事なことはきっちりと試合に勝つことだ。試合に勝たなければ勝利を積み上げることはできない。我々の連勝を妨げるものは我々が今日やってしまったこと、ということそだと説明したい。
次の試合まで長い時間があります、9日です、ここ数週間多くの仕事量をこなした選手たちにとってはどのようにこの時間を使うのが最良でしょうか?
多くの目的がある。怪我から回復している選手をチームに戻したい。イライラしているような選手であればそのことを解決しなければならない。概して言えば、この9日間でチームは少々の休みを取ることになるだろう。
ヴィラの左サイドバック、マット・ターゲットが警告後にもピッチに立ち続けられたことはラッキーだったからだと思いますか?
君が言ったことにコメントするということは、審判のパフォーマンスについて私が評価をしなければならないといことなので、これ以上首を突っ込みたくはない。
アストンヴィラの2人のセンターハーフですが、どんな印象を受けましたか?そして彼らはリーズの「ファイナルサードでの難局」にどれだけ貢献していたのでしょうか?
既にこの質問には答えている。私がアストンヴィラに責任を持っているのであれば、彼らは非常によく守った。しかし今日起こったことについてリーズの監督という立場から言えば、対戦相手のことではなく自チームの長所を見極めるのが当然のことだ。これまで行ってきたように、我々には最後のところでのパスが足りなかった。最後のところで相手を崩す想像力に欠けていた。.ペナルティエリア内にクロスを入れるべきところでの正確性に欠けていた。通常の場合、私自身は試合で起きた特定の事柄について語ることは好きでない。特にそれらが相手の長所であるなら尚更だ。明確なのは、彼らが後半はよく守ったということだ
2月27日のアストンヴィラ戦前のプレスカンファレンス。
相手キープレーヤーであるグリーリッシュの欠場予想について、自軍のフィリップス、コッホの怪我状況などについての質問をビエルサ節で一刀両断。
アストンヴィラとリーズの類似性についてはビエルサらしい表現で立場と状況の違いを語った。
(Leeds Liveのプレスカンファレンス記事を拙訳)
マテウシュ・クリヒ、カルヴィン・フィリップス、ロドリゴとその他怪我人についての状況をお伺いできますか?
クリヒはの状態はいい。カルヴィンは今週末は使えない。
マテウシュは選出されるに十分だと思われますか?
わからんね。
ジャック・ハリソンはここ数試合で交代させられています。どおように彼をマネージメントしていますか?彼に個人的に話しかけのか、彼自身に乗り越えさせるのか、必要なことはなんでしょうか?
ハリソンは非常に強いメンタルを持った選手だ。晴れはプロとして献身的だし、必要な時は、他の選手と同様に彼と対話することをしている。
アストンヴィラは昨シーズン非常に苦戦していました。今シーズン彼られは良いシーズンを過ごしています。今シーズンにおいて、彼らの顕著な違いとはなんでしょうか?
最近の状況について語るのであれば、チームというのは上位の10位に入るのか、20位から10位なのか、もしくは10位から15位の間なのか、10位から5位の間なのかということでしかない。
アストンヴィラは彼らが行ってきた変革に値する状況にある。彼らは改善が必要だと思ったポジションに対しての解決策を見出した。彼らはこの大会でプレーするレベルにある選手をなんとか確保することができた。
彼らにはそのプロジェクトを補完することができる効率的な若い選手を有してもいる。
ジャック・グリーリッシュが今週末の試合に出場できるか微妙です。それはリーズの準備にどの程度影響するでしょうか。
彼は非常に素晴らしいプレーヤーであり、違いを生み出せる選手だ。例えどんなに我々のチームを強化したとしても、最高の選手は脅威を与え、対応することを難解にするものなので、私としては相手が最良の選手を選出することを望んでいる。
そういったことは我々にとっても刺激的なことだ。非常に良いプレーをする選手と向き合い、無力化し、相手の疲弊した選手ではなく、最高な選手に対峙する。以前に言ったように、彼らはどんな選手が欠場してもカバーできるチームだ。
リーズは10月に3-0で勝っています。今回はどんなことが待ち受けているでしょうか?
アストンヴィラは非常によいプレーをするチームだ。一貫している。その試合の時は我々は非常に良い状態だった。それから20試合もあれば我々も浮き沈みはある。
リーズとアストンヴィラは、間違いなく今季の予測を上回ったチームです。アストンヴィラとリーズの双方がと組んでいることで類似点はありますか?共通点はあるでしょうか?
(アストンヴィラは)プレミアリーグに戻って2シーズン目であり、彼らは修正をした。犯したミスから修正を行えるというのは利点だ。チャンピオンシップからプレミアリーグに上がってきて、間違いを起こさないなんてことは不可能だ。なぜならレベルが全く違うのだから。
それぞれのポジションでプレーする選手の特徴についてはある程度の類似性はあるだろう。それぞれの選手にいる選手は二人のフルバック、二人のセンターバック、ディフェンシブミッドフィルダー、Box To Boxにオフェンシブミッドフィルダーに二人のウィングにセンターフォワードということだ。
彼らは我々が持っているのと同様の特徴を持っている。
君がこれに似た何かを目撃したというなら、私も同様のものを見るんだろう。
ロビン・コッホはいつ練習に復帰できるでしょうか?
3月の1週目には戻ってくると考えている。
彼のリハビリがどの程度なのか教えていただけますか?重傷なだけに予定より早いのでしょうか?
彼の回復は期待通りだ。コッホは非常に前向きで、楽しく、勤勉で自分の取るべき責任に向けて真剣に取り組む選手だ。怪我をする以前と同じような力強さとパフォーマンスで戻ってくるだろう。
カルヴィン・フィリップスについてはどうでしょうか?彼の怪我を未だ引きずっているように見えるので。以前アーセナル戦以前に彼には復帰の機会があるとおっしゃっていて、彼も出場に近づいていたようですが、そこから3~4試合を経ています。思った以上に深刻なのですか?
よく使う言い回しがある。選手は進化の対象として戻ってくる、という言い回しだ。私が言ったように、彼が怪我をした際にはよく早く戻ってくるという選択肢はあったが、彼の怪我はふくらはぎの怪我だ。
再発は状況を悪化させるだけなので、再発を避けなければならない状況だ。なので我々は彼の復帰については非常に注意深くなっているが、彼は確実に戻ってくると思っている。
ニューカッスル戦後、その日に新たな怪我をしたディエゴ・ジョレンテの精神的な影響についてお話しされました。サウサンプトンとの試合を通して、彼にとってはその状況を乗り越えることはどれほど重要だったとお考えですか?
怪我をし、その怪我を繰り返した選手にとって90分を終えることは非常に重要なことだ。
先日のサウサンプトン戦での勝利によって、リーズはアストンヴィラ同様にトップ10に入りました。プレミアリーグのトップ10に留まる、ということが今の課題でしょうか?
目標は次の試合を乗り越えることだ。次の試合を乗り越えるために、通常はその位置を維持するのか、より良くなるのかを考える。無論我々は勝ちに値するようにプレーしていきたい。肯定的な血が与えられたときに、それが順位にどう影響するのかを考えたい。
連敗を2で止めて、再びトップハーフの順位に上昇したリーズ。
怪我からの完全復活となったジョレンテ、大活躍が続くラフィーニャ、そして亡くなられたフィリップスの祖母ヴァルさんについて語ったビエルサの試合後記者会見です。
(Leeds Liveのプレスカンファレンス記事を拙訳)
非常にタイトな前半でしたが、そのゲームを特に後半上手く運べた要因はなんですか?
後半はあっという間に得点することができて試合を始められた。3ゴールは両者のパフォーマンス以上の差になった。我々は我々がしたように、サウサンプトンが一瞬でも試合を支配しないように尽力しなくてはならなかった。例え我々の攻撃が相手の倍のチャンスを演出したようにうまく行ったとしても、試合自体はいつでも(状況が)変わるものなのだから。
今夜は非常に重要なクリーンシートでしたが、ディエゴ・ジョレンテの影響力はどの程度ありましたか?
我々は組織だった守備を行う。我々の攻撃陣は多くの仕事をこなすので、ディフェンダーがボールを回収するのを容易にしてくれる。ジョレンテはその一員であることを証明した。
今回のような試合では相手チームは異なるタイプのフォワードを使い、その多くは質の高い選手であり、彼の貢献というのは非常に有効だった。
ラフィーニャについて多くの事柄が言われていますが、上手い選手に対してあなたは何を教えるのでしょうか?彼に何か教えるべきことはありますか?
彼はアンバランスな選手と言えるだろう。非常に野心的で、とても競争力がある。一般的ではない複雑さを持っているのだが、彼は高いレベルで創造性があると同時にバランスを崩しかねない。私が彼にできること、というのは非常に少ないと思っている。自発的な選手に対して最善を尽くせるとしたならば、彼ららしくさせてあげる、ということだろう。
スチュアート・ダラスがカルヴィン・フィリップスの祖母への手向けとしてジャージを掲げましたが、その損失はチームにとってどの程度ショックなことでしか?
我々にとって、フィリップスは愛すべき選手だ。彼はリーズ・ユナイテッドの象徴だ。我々が昇格してから、カルヴィンのおばあちゃんの姿は公のものになったし、我々全員も彼女のことを気にかけるようになった。
あなたがいうように、カルヴィンにとっては愛する多くの理由をもった女性だった。彼女は、彼女のことを知らない人にとっても非常にカリスマ的で魅力的な人だった。
彼女が我々と一緒に居られないということは残念でならない。そしてもちろん、カルヴィンと彼のご家族にとってどれだけの損失を意味するのか、ということはもちろんのことだ。
ラフィーニャが非常に早く適応したことをお話になりました。能力のある選手が、性格や人格かつ謙虚にグループに溶け込むことはどれほど重要なことでしょうか?
リーズにいるグループは、人間性においては、本当に最高の経験(を提供してくれる人たち)だ。(リーズに)到着した全ての人は保護され、歓迎される。コーチング・スタッフも同様に扱われるし、我々も到着した時には同じように受け入れられ、歓迎された。選手自身の経歴とラフィーニャの人間的な側面から考えても、全ての事柄うまく溶け合ったと言える。
前節アーセナル戦とは全く違う形での敗戦となり連敗を喫したリーズ・ユナイテッド。
ファンとしては”不運”という言葉で片付けたくなるような失点について、マルセロ・ビエルサはその学者然とした回答で一刀両断にした。
(Leeds Liveのプレスカンファレンス記事を拙訳)
引き分けにできなかったということからも、どれだけ不運だったと感じていますか?
もしもあなたが試合を振り返ったなら、我々が(試合の)大半を支配していた(とわかるだろう)。非常に僅かな時間だけ我々が試合を支配できなかった。
チャンスのシーンを見てみれば、我々は彼らが作った2倍のチャンスを作った。我々はよく守ったし、よく攻めた、つまりはこれが私が今している(今日の)試合の分析だ。
分析についてはよくわかりました。しかし、今日はあなた方(リーズ)の日ではなかったし、神が味方してくれなかったと感じるところもあって然るべきだったのではないですか?そう感じませんか?
我々は結果と運を紐付けないようにしている。私には運が結果における要素にならないようにそれを乗り越えるべき策がある。しかしはっきりしているのは、今日の結果は効率性によるものであると定義されるべきということだ。
もしも君が運と君が身を捧げたことをついて語るとするならば、時にはそれは一般的には受け入れられないこともある。
今夜のジェイミー・シャクルトンについて。彼が守備陣の前でプレーしたことについてどのように感じていますか?
彼は守備的ミッドフィルダーのように守った。しかし彼はナンバーエイト(攻撃的ミッドフィルダー)のように攻撃もした。彼とクリヒの間で、二人は守備的ミッドフィルダーとナンバーエイトの役割を分担していた。
(相手の)二人の守備的ミッドフィルダーとストライカーの間(のポジション)においては、攻撃的なミッドフィルダーという(役割は)ない(に等しい)。これは彼らにとってこなすには厳しい要求ではなかったということだ。
あなたはリアム・クーパーがプレミア・リーグに適応していることを評価していますか?
私の視点からすると、(彼には)不便はない。彼は非常に上手く守れる選手だ。彼は上手く対処しているし、彼は自分の背後もしっかりと守っている。
彼は空中戦でも輝いているし、ボールに対しても非常に良く(守備)できている。これらの面をほとんどのゲームで定常的に表現していると言える。
負けた試合にも関わらず、今夜のアウェイでの試合はかなりポジティブに感じるものでしたか?
君の言ったことに賛成だな。
2月20日のウルヴズ戦前のプレスカンファレンスでは怪我人の状況についての質問が大半を占めた。
ビエルサ監督は「チームのメンバー起用に関する予測については回答したくない」としながらも、怪我人を抱えるチームはいくつかのオプションを持ちながら進んでいくしかない、という決然とした態度を表明しウルヴズ戦に臨むチームを表した。
(Leeds Liveのプレスカンファレンス記事を拙訳)
怪我の話題から始めてもいいですか?
カルヴィン・フリップス、ロドリゴ、ジョレンテ、クリヒ、彼らは今回のウルヴズとの試合に向けてどの程度回復していますか?また、こういった怪我の問題を抱えているとき、チーム全体のバランスを正すことはどれほど難しいですか?
クリヒとジョレンテは出場が可能だ。フィリップスとロドリゴはそうではない。すべてのチームが怪我の問題を抱えている。他チームよりも少々(怪我人が)多い。時々、同じ時期に多くの怪我人を抱えているチームはある。それらは我々が分かっていることであり、それらの解決策は見つけなければならない。
ウルヴズはその最たる例でしょうか?彼らはキープレーヤーであるラウル・ヒメネスなしで対戦せざるを得ません。今シーズン、ウルヴズについてどう理解をしていて、1つ上の順位に位置しているリーズについてどのように言及されますか?
チームを作るということはたった1年でする仕事ではありません。ウォルヴァーハンプトンのセンターフォワード(ヒメネス)の場合、彼の代わりとして彼らは良い経歴の選手を連れてきた。我々も何人かの選手と今年の初めに契約をした。我々はこれに大きな努力費やしてきた。我々は、メリエ、ハリソン、コスタを継続し、コッホ、ジョレンテ、ラフィーニャ、ロドリゴを連れてくるために多大な努力を払った。
(新たな選手を)チームに適応させることは難しく複雑な仕事だ。プレミアリーグの最初の年に完全なチームを持つことは非常に困難だと思う。そのため、何人かの選手の才能を伸ばしていくということは非常に重要になってくる。パスカル(ストライク)、シャクルトンの場合、良い右バック、良いナンバー8、良いセンターバック、または良いセンターミッドを探すすのであれば(良いオプションになる)。これらのポジションで優秀な選手を獲得するのにどれだけの費用がかかるかについて言及する必要があるだろう。例えば、リーズはベン・ホワイトを3000万ポンドで移籍させたいと考えていましたが、実現できなかった。我々は慎重にチームを進化させようとしなければならない。
イラン・メリエは、日曜日のアーセナル戦後、少々批判を受けました。彼は今シーズンも素晴らしい時間を過ごしてきました。プレミアリーグでプレーする若いゴールキーパーとしていくつかの間違いを犯すことは避けられませんか?それはすべて彼自身の学びの一部であると思いますか?
間違いを犯さないゴールキーパーはいない。ゴールキーパーは、自分が犯した過ちを乗り越えたときに自分自身を強化することができる。過去にやってしまったことへの批評は忘れて、現在に固執することが普通のことだろう。この件については私よりもリバプールのマネージャーが良い回答を持っているかもしれない。
明日のカルヴィンの不在にあたり、(引き続き)パスカル・ストライクに固執し(て起用)ますか?それともチーム内にその役割に適した他の選手がいると思いますか?
パスカルはオプションの一人ではあるが、他の考え方もある。しかし、しばらくの間、私はチームの予測については伝えたくないと思っている。
イアン・ポベダの(怪我の)状況に関する最新情報はありますか?
彼は怪我から回復しており、彼の復帰はこの怪我の回復状況に左右されるだろう。
4失点後にも格上アーセナルに立ち向かい2-4という結果に終わったリーズユナイテッド。
フィリップスの不出場、クリヒの途中交代、プレミア初先発となったシャクルトンや初出場のハギンズをビエルサがどう評したのかも含めて、ビエルサ節満載のポストマッチカンファレンスとなりました。
(Leeds Liveのプレスカンファレンス記事を拙訳)
前後半それぞれのパフォーマンスの違いをどのように説明しますか?
前半はアーセナル陣から自陣への攻撃を分断することができなかった。また我々がビルドアップしようとしても、我々はボールを相手人内にきれいに入れることができなかった。双方の監督にとっては驚きはない内容だった。アーセナルは私たちがどのようにプレスするかを知っていて、これに対処してきた。我々は彼らがどのようにプレッシャーをかけるかを認識していたが、我々はこれを解決することができなかったた。後半はこれと逆のことが起こったということだ。
また、クリヒが100パーセントの状況ではない状況でプレーしたことを言及しておかないとならない。彼のプレー自体は彼自身の気前の良い行為と言えるだろう。我々は前半を通してその状態に耐えなければならなかったということは、(我々が直面した)もう一つの困難でもあった。私は彼がこの試合を行うことができるように彼自身が払った犠牲をとても大切に感じている。
マテウシュ・クリヒの問題は何だったのでしょうか。また、カルビン・フィリップスの不在はあなたには大きな問題であると思いますが、いつ戻ってくると思いますか。
今日はパスカル(ストライク)がいい試合をしたと。フルバックとしてのシャクルトンの前半は、フルバックとして安全なものだった。センターバックとしてのエイリングは、世界的に見ても良い反応をしていた。もちろん、すべてのチームに欠場があり、フィリップスを頼りにできないことは不利だが、ゲームのバランスが崩れたのはこの問題ではない。
フィリップスが出場可能になるのはいつですか。また、マテウシュ・クリヒの問題点は何だったのでしょうか。
フィリップスの復帰は、彼の怪我からの回復状況次第。そしてクリヒは腰に少々問題を抱えていました。
ナイアル・ハギンズが本日デビューしました。彼がデビューするには難しい状況でしたが、彼は対応したと思いますか。そして彼はあなたに何をもたらしてくれると思いますか?
カルビン(フィリップス)、コッホ、ジョレンテ、ポベダ、(ロドリゴ)モレノの不在、我々はそれらを解決する準備ができています。私自身はパスカル(ストライク)、エイリング、シャクルトンは彼らの不在の状況をうまく解決したと思っている。
ナイアル(ハギンズ)のような若いプレーヤーにとって、4-0で負けているこのような状況で試合に出場し、試合自体を元に戻すという状況に参加するということは非常に困難で不公平だった。(しかし彼は)バランスの取れたゲームをしました。彼は輝かなかったが、同時に悪いプレーもなかった。
あなたは、(アーセナルの)プレスの回避に関しては後半に反対のことが起こったとおっしゃいました。ゲームを変えるために、あなたは何をより良くまたは違ったようにしましたか?
それは私が今説明したことだ。前半は(パスの)循環が途絶え、攻撃に流動性を与える条件で相手陣内にボールを入れることができなかった。前半はそれほど頻繁に状況を改善することはできなかった。前半はうまくいかなかったが、対戦相手はうまくいった。後半は相手よりも上手くやることがでた。
あなたが最後にここにいたとき(*2020年のFAカップ対戦時)、8,000人のリーズファンがいました。多くの試合を閉ざされた扉の下で行ってきた後、ファンやファンから得られるエネルギーがないために、一部のプレーヤーが空のスタジアムで良いプレーをするのか、それとも悪いプレーをしてしまうのか、に関して何らかの理論を見出しましたか?
ファンがいないので、それにプラスの結果があるとは考えられない。しかし、おそらくだが、いくつかのことがより良いかもしれないという結論を提供する分析もしくは統計はある。ファンがいないことは前向きな見方で評価できる。(ファンからの)プレッシャーが少なくなると、選手に対しての抑制が少なくなり大胆になることができる。まず第一に、これが本当かどうかはわからない。もしこれが本当なら、我々はまだここにいないファンと一緒に、もっと多くのものを失うと思う。
クリヒやダラスのような人物ではなく、守備的ミッドフィールダーとしてストライクを選んだ理由は何でしたか?
私にとって最も困難なのは、対戦相手の2人の守備的MFをどのようにして無力化してプレーをするか、だった。前半をよく見て欲しい。我々にとって最大のことの1つは、ジャカとセバージョスをコントロールできなかったことだ。(更には)彼らの前で、攻撃的なプレーヤーであるがウーデゴールがいた。
試合開始時点でクリヒもしくははダラスがウーデゴールと対峙するとした場合、ダラスもクリヒも守備的ミッドフィールダーではなく、またパスカル(ストライク)はこの(クリヒやダラスの)ポジションでプレーはできない。我々のチームでは、守備的ミッドフィールダーが3番目のディフェンダーだ。私たちのチームでは、2つのセンターバックと守備的ミッドフィールダーが最も守備をすることになっている。
クリヒまたはダラスが3番目に守備的な選手であると解釈した場合、我々にはさらに多くの問題が発生しただろう。我々が抱えていた最大の問題は、前半に2人のセンターバックと2人のセントラルミッドフィルダー間のパス循環を無力化できなかったことだ。
前半を評価しましたが、後半は同じ(状況)だったが(立場が)逆だった。
今日与えた失点に不満を感じていますか?それらは自ら招いたものでしたか、それとも回避可能でしたか?
前半はうまく守備ができず、ボールが(アーセナル陣内の)後ろから前に移動しすぎて、アーセナルにとってあまりにもきれいなプレーだったためうまく守れなかった。回避可能または回避不可能な失点以上のものだった。8番と34番の影響を止めていられたらもっとよく守っていたか?(それなら)うまく守っていただろうね。これを避けるためにチームを準備した。
明らかに、相手のマネージャーは、我々が上手く守るを達成するの回避するために、彼のチームをよく準備してきた。これは、マネージャーごとに目の前の状況を異なる方法で解決したためだ。前半は3-0で負け、後半は2-1で勝った。
特に後半の初めに4点目を失った時は、チームのムードに大きな打撃を与え、我々は4-0からの復帰を目指した。(その意味では)後半のプレーの仕方をとても大切に捉えている。我々は3つ目ののゴールを決めることができたかもしれない。もし私たちが3ゴール目を決めることができたなら、引き分けに持ち込めたか、というのは私にはわからない。アーセナルの勝利がフェアな結果だった。だが、我々には4-2で、4-3にするための2つまたは3つのオプションがあった。これが我々にゲームを引き分けにできるかもしれない、という希望を与えていたとは思う。
私はリーズの選手と一緒に仕事をするのが好きだ。私はリーズの理事やアカデミーといった組織が好きで、そしてまたチームのインフラやファーストチームの備品などの会長の支援を高く評価している。このチームは40,000〜50,000の絶対的なファンを収容してプレーすることが簡単にできるチームだ。これらすべてがリーズを魅力的なチームにしてる。そしてもちろん、それこそが世界で最高のリーグだと言えるだろう。