Match Prediction / Premier League Leeds United vs Aston Villa

Footballic Match Preview

Premier League リーズユナイテッド vs アストンヴィラ

出張があったとはいえ、1日4投稿ってやっぱりだめね。
投稿も仕事も先延ばしにせず少しずつでも前に進めましょう・・・。

リーズ贔屓の当サイトが、なるべく平たく試合を予想していきます。
データ、ここ最近の両チームの調子などを見ながら、当日の予想を展開します。

振り返り

前回の両者対戦は昨年10月24日、アストンヴィラホームの試合。
あれよあれよとバンフォードが後半にハットトリックを決めて3-0でリーズが勝利。
ただしヴィラはその後立て直して堅実な守備から現在8位。
リーズは出入りの激しい試合が多く、その後塵を排して10位。
リーズにとってはトップハーフを確実にするための戦いが続きます。

予想

直近のリーグ戦5試合を比較してみると、
 ・アストンヴィラ:WLWDL
    ・リーズ:LWLLW

アストンヴィラの強みは連敗をしないところだろう。
今季ここまでの連敗は2連敗が2回のみ。
相手なりに戦える力があり、またきちんと修正して勝点を拾えるところが強み。
失点平均もリーグ戦で1.13、アウェイに限ってはしっかりと守備を固めて臨むことが0.83ということからもわかる。

一方のリーズは大味な試合が多く、失点平均はリーグ戦で1.72、ホームでは1.33となっている。
得点を見るとアストンヴィラのリーグ平均/アウェイ平均は1.61/1.42、リーズは1.72/1.58.。

基本的にはどちらも失点する可能性が高い、と読み取れる。

では今回はもう少し掘り下げてみて、それぞれのホーム、アウェイの5試合状況を見てみると、リーズは5試合で3勝2敗(8得点/3失点)でその3勝は全てクリーンシートと守備陣の状況が上向いている。
アストンヴィラはというと、アウェイ5試合は1勝1分3敗(3得点/7失点)でそのうちクリーンシートは2試合。
攻撃的に出るリーズと守備を固めて入るヴィラ、という構図が想像できる。

ではデータからもう少し見ていくと、双方の前半の得点確率はリーズ:ヴィラ=42%:50%、後半は58%:67%。
同様に前後半のクリーンシート確率を見ると、前半はリーズ:ヴィラ=42%:75%で、後半は57%:67%となる。

データ的にはリーズが勝つ見込みは極めて少ないように感じる。
勝てるとするのであれば、前半を無失点で切り抜け、後半先制点を奪って無失点で抑えるよりない。
ここ最近のホームでのクリーンシートが多いことを考えれば期待はできる。

ただ、ヴィラも上位以外には連敗しないことを考えると、拮抗した試合になるだろう。

ということで予想は・・・

◎本命:1-2 アストンヴィラ勝利
○対抗:1-1 ドロー
▲大穴:3-0 リーズ勝利

リーズが勝つなら複数得点しかなく、その勝負がつくのは後半になるかと。
逆に先制点を奪われると相当に苦しい試合運びを強いられることになりそう2

観戦ポイント

アストンヴィラが中5日で臨むのに比べてリーズは中3日。
このインターバルの差はかなり大きそう。

フォーメーションはアストンヴィラは4-2-3-1で、ジャック・グリーリッシュの出場が微妙。
前回対戦時にもフィリップスがいなかったことを考えると、リーズは4-4-1-1で中盤をストライクとクリヒで構成する形になるかもしれない。

ヴィラが両ワイドの攻撃的な選手をどう組んでくるのか、によってリーズの出方も大きく変わるだろう。
左のワイドに順応しつつあるトラオレを配してきた場合は、アリオスキとダラスを縦に並べてトラオレを封殺しにかかりにいくかもしれない。
その場合ヴィラの左ワイドはエル・ガジかグリーリッシュ。
どちらのパターンであっても相対するのはラフィーニャとエイリングで、ヴィラの左ワイドが上がった裏のスペースを、真ん中も使いながらラフィーニャで攻める、またはロバーツが流れて起点になるなどの構成が取れる。

リーズにとってみれば最終ラインにジョレンテが復帰し前節で90分こなせたことで、ストライクを前で使うこともできるし、最終ラインに入れてCBを3枚並べてブロックを作りながら前半を乗り越えて後半から勝負というオプションができた。
そのためこの試合で取れる方策は単純な4-1-4-1は取らずに、4-4-1-1のような形でスタートする可能性もあるし、前々節に結果を出したシャクルトンを起用して、ヴィラのダブルボランチの間を埋めてくる可能性もある。

この試合もやはり中盤からサイドの攻防から目を離せない試合になることは間違いないだろう。
中5日のヴィラはグリーリッシュの状況次第だが、どちらにせよトラオレがヴィラの攻撃の鍵を握るので、そこへの供給源をどう減らすのか。
対するリーズはラフィーニャが違いを生み出すだろうが、そのためには中盤でどう時間を作るかが重要になってくるので、誰を配置するのかが非常に重要になる。
クリヒかシャクルトンか、クリヒを休ませるのか使うのか。
ワイドはハリソンかアリオスキか。
用兵によってリーズの狙いは変わってくるが、鍵を握るのはヴィラのダブルボランチとそこに対峙するリーズの中盤になると予想する。