Match Prediction / Premier League Wolves vs Leeds United

Footballic Match Preview

Premier League 第25節 ウォルバーハンプトン vs リーズユナイテッド

リーズ贔屓の当サイトが、なるべく平たく試合を予想していきます。
データ、ここ最近の両チームの調子などを見ながら、当日の予想を展開します。

振り返り

前回の両者対戦は20/21シーズン第5節、10月20日のエランドロードでの対戦。
リーズはボール支配率68%、シュート本数14vs7、パス本数883本(成功率83%)と圧倒的に試合を支配しながらも、ヒメネスが放ったミドルシュートをフィリップスがクリアミスする形で失点し、そのまま0-1で敗戦した。

双方の順位は前節終了時点でリーズが11位(23試合/勝点32)、ウルヴズが12位(24試合/勝点30)と、双方にとってはリーグ終盤戦の入り口に当たる今節で共に中位からトップハーフ入りの足場を築きたい試合。
過去の11度のHead to Headでの対戦では6勝1分4敗でウルヴズがリードをしている。

トップから激しいプレスでショートカウンターを狙うリーズと、守備陣系をしっかりと整えてカウンターを狙うヌーノ・エスピリト・サント監督のウルヴズ。
曲者同士の拮抗した戦いが予想される。

予想

直近のリーグ戦5試合を比較してみると、
 ・ウルヴズ:DLLWD
    ・リーズ:WLWWL
とリーズが調子良く見える。

しかし、ウルヴズがあげた勝点3はリーズが前節惨敗したアーセナルに2-1で勝利していることからも、アーセナルを定規にして考えるとその守備力の強さは推して図るべきだ。

Home/Aeayでのデータ比較を見ると、Homeのウルヴズのホーム勝率は33%(平均勝点2.33)、リーズのAway勝率は50%(平均勝点4.17)とリーズが優勢。
得点と失点を比較してみるとウルヴズはホームでの平均得点1.17/平均得点1.17であるのに対し、リーズのアウェイでの平均得点4.17/失点2.0となっている。

怪我人の観点を見てみると、ウルヴズはヒメネスが欠場の見込み。
しかしルベン・ネヴェスやジョアン・モウチーニョの中盤組がが持ち前の攻撃力で直近3試合でゴールしていることからも、持ち前のカウンターの切れ味は鈍っているとは言えない。

リーズはクリヒ、フィリップスが欠場見込み。無理を押してクリヒの出場はあるかもしれないが、ロドリゴが戦列復帰を見込めるとなると、無理使いはしてこないかもしれない。
その場合前節同様に右サイドバックにシャクルトンを使い、中盤の底にストライク、中盤にダラスを入れて、中盤のもう1枚をロドリゴかロバーツで組んでくるのではないか。

この辺りの材料を踏まえて予想すると・・・

      2-1 でリーズの勝利!
と予想。

ロドリゴまたはロバーツの攻撃力をピッチ真ん中で活かせれば、ラフィーニャとハリソンのサイドを活かせることにもつながるので、攻撃力としてはUpが望まれる。
守備面ではモウチーニョとネベスの対応をダラスとストライクで分断できれば、試合は優位に進めることができるだろうが、あまりにも前に掛かりすぎるとネベスの正確なパスで一気に形勢を逆転される可能性が高い。

観戦ポイント

ほとんど前項で触れてしまったが、ウルヴズの注目ポイントはモウチーニョとネベス。特にカウンターに切り替わった時の両者のプレーの正確性には要注目。
カストロ、セメドの両ワイドも攻守にハードワークができるので3-4-3システムの中盤4枚の働きが注目ポイント。

リーズはスタメンによって取り得る策が変わってくるが、ロバーツかロドリゴが入ってくればスピーディーな攻撃を期待できる。
守備面においてのバランスをストライクと誰で取るのか、によっては上手く相手を嵌めてボールを奪い、ウルヴズ両ウィングの後ろのスペースを使ってセンターバックを引き摺り出してゴールに迫る機会も増えよう。
なのでリーズは中盤の構成をどう図ってくるのかが注目ポイント。

共に中盤が注目ポイントだけにそれぞれのマッチアップでどのようなことが起こるのか、その中盤をどのように掻い潜って双方のゴールに近づくのか。
そんな視点でみると、タイプの違う双方の試合がさらに面白く思えるのではないか。